ママ目線で企業の成長を企てる、日本初のママだけのグロースハッカー集団
子育てママの目線を生かしたリサーチ・企画・デザイン・運用など、すべてにワンストップで対応するママグロースハッカーズの活動がスタートしたのは、2016年2月からのこと。ママたちが子育て・家庭・介護と両立しながら“在宅”で働くことが前提のママグロースハッカーズには、スタッフ間のコミュニケーションのためにV-CUBE ミーティングが欠かせないツールとなっている。
“働くママ”たちが抱えていた課題
外出する仕事は時間の制約が強い
フルタイムの仕事はもちろん、パートタイムでも、時間の制約があるため子育てや家庭と両立させるのが大変。
新たなスキルの取得は自分1人では難しい
デザイン作業やソフトウェアの使用方法など、仕事のやり方や新しいスキルを身につけるのは、1人だけの在宅勤務では難しい。
業務以外でのつながりが少ない
子育てや家事で家を空けにくいので、一緒に仕事をしているスタッフとも、業務以外ではコミュニケーションをとりづらい。
V-CUBE ミーティングでこう解決!
ほとんどの業務を自宅にいながら行える
打合せのための外出などをせずに、Web会議を通じて顔を見ながら、仕事に必要なコミュニケーションをとることができる。
チームで進める仕事であっても、Web会議でお互いの自由度の高い時間に打合せが可能なため、時間を有効活用。学校行事や習い事の送迎にあわせて働く時間を組み立てることができる。時間があわなかったスタッフも、あとで録画再生で内容を確認できる。
仕事の仕方などちょっとしたことを気軽に確認
電話やメールでは伝えにくい、ソフトウェアの操作方法やデザインのニュアンスなども、画面を通じて気軽に聞くことができる。
「Photoshopでこのような加工をするにはどうすればよい?」「とりあえずここまでデザインを組んだが、感想を聞きたい」など、経験の浅い業務でも、気軽に他のスタッフに確認できるので、仕事をしながらのスキルアップが安心して行える。
“打ち上げ”にも家にいながらマイペースで参加
チームで進めていた仕事が一段落した時には、時間を決めて、自宅にいながら、PC画面を通じての“打ち上げ”を行うことでコミュニケーションが密に。
子育てをしているママ同士のため、業務以外に情報交換をしたくても、家を空けにくいと仕事以外でのコミュニケーションをとるのは難しくなりがち。Web会議を使えば画面を通じて、気軽に話をできる“業務時間外の場”を設けやすい。
同じオフィスにいる人よりも密にコミュニケーションできる体制
デジタルハリウッドSTUDIO福岡 ゼネラルマネージャー(校長) 高橋 政俊氏
ママグロースハッカーズでは、デジタルハリウッドSTUDIO福岡での養成講座を終了した子育てママに対して「グロースハッカー」として活躍できる場を提供しています。
「よく同じオフィスにいても、言葉は交わさず、必要な要件をメールでやり取り」という職場もありますが、在宅勤務が前提であってもV-CUBE ミーティングでのWeb会議が活用できますので、そうしたオフィスよりもコミュニケーションが取りやすい環境ではないでしょうか。机のパーティション越しに社内の人へ「これ、どういうことですか?」と質問しているのと同じような感覚です。
(取材時の2016年12月で)第1期生はママグロースハッカーズとして仕事を始めて約10ヵ月となりますが、スタッフ同士がコミュニケーションを密にしながら業務を進めていくことで、スキルは磨かれていきます。今現在、未就園児の子育てで忙しいママたちも、子どもが幼稚園や小学校に入学する頃には、今以上にスキルアップしているので、組織としてもっと大きな案件にチャレンジできるようになるだろうという期待をしています。
使える時間は限られているからこそ、有効活用できるワークスタイルが重要
ママグロースハッカーズ 高橋 愛子氏
チームでの仕事を在宅でする上でのコミュニケーションは、主にV-CUBE ミーティングのWeb会議とFacebookのメッセンジャーを活用しています。文字ではニュアンスや本意が伝わりにくい場合は、V-CUBE ミーティングを活用しますね。例えばソフトウェアを使っていて「そこの文字詰めはもう少し詰めて!もう1段階」といったことを画面共有で見ながらできるのは、Web会議ならではの良さだと思います。
以前、パートタイムで働いていたことがありますが、子どもの学校行事を優先しようとすると、短時間でできる簡単な業務しか行えないため、やりがいのもてる仕事をするには子どもを預けることなども考えなければなりませんでした。
現在の在宅ワークは、「子どもが学校から帰ってくるまで」「習い事に行っている間」など、仕事に充てることのできる時間を自分で組み立てることができます。子育てをしていると、実はこうした時間ですら少ないものなので、効率的に時間を活用できるワークスタイルは、非常にうれしいです。
卒業してからほとんど会っていないのに、週1回は顔をあわせている感覚
ママグロースハッカーズ 平野 実子氏
現在、デザイナーをしていますが、デジタルハリウッドSTUDIO福岡での養成講座に通うまで、IllustratorもPhotoshopもまったく触ったことがありませんでした。卒業してから実際の業務に携わった時に、「ここまでやってみたけれども、ちょっと見てもらえますか?」というように、V-CUBE ミーティングを使って気軽に相談できたのは、未経験からスタートした私にとっては、ありがたかったです。
養成講座に通っていたときに週1、2回顔をあわせていた仲間とは、終了後に在宅で仕事をするようになってからは、実際に顔をあわせる機会がほとんどありません。しかし、V-CUBE ミーティングで画面を通じて、いろいろな打ち合わせを行っているので、週に1回は顔をあわせている感覚です。
在宅勤務は、子どもが寝ている隣の部屋ででもできますし、まだ寝付いていなくてムズムズしているならば、その隣にノートパソコンを持って行って、時々撫でてあげるだけで子どもは安心して眠りにつくことができるというように、子育てには最適なワークスタイルだと思います。
ママグロースハッカーズにおけるV-CUBE ミーティング活用法
ママグロースハッカーズは、在宅勤務が大前提。チームで進める業務で、打合せなどが必要な時には、参加メンバーのスケジュールから都合の良い時間を決め、V-CUBE ミーティング上でWeb会議を行っている。作業中もチーム全員で常時接続して、何かあったらすぐに会話できる環境にもしている。子どもの学校行事などでスケジュールが合わなかったり、子どもの急病などで会議に参加できなかったスタッフは、会議の録画画像を後からチェックすることで、情報共有の漏れがなくなる。