テレビ会議システムのサポート切れを機に
クラウドを活用できるブイキューブに全面乗り換え
人間が日々の生活を営む上で欠かせない“水”についての多様な設備や技術を提供しているメタウォーターでは、それまで活用していた既存のテレビ会議システムがサポート切れを迎えたことでリプレイスを検討。「世の中の流れはクラウド。昔のことにこだわり続けてどうする?」という経営層の判断を背景に、従来メーカーの製品の新機種への乗り換えではなく、V-CUBE BoxとV-CUBE ミーティングの組み合わせを選択した。
従来のテレビ会議システムにおける課題
遠隔会議の開催場所は特定の会議室のみ
遠隔会議を開催したくても、テレビ会議システムが設置された会議室が別の会議で埋まっていることが多い。
社外の関係者との遠隔会議は開催の調整が困難
パートナー企業を集めた関連会社の会議など、社外スタッフとの遠隔会議開催の日程や場所の調整が難しい。
周辺機器やハードの故障時に代替品の調達が困難
代替品が限られているため調達に時間がかかったり、古い製品だと代替品そのものの入手ができないことも。
V-CUBE Box + V-CUBE ミーティングでこう解決!
V-CUBE Box設置の会議室だけでなく自席や出張先からでも会議に参加
V-CUBE Box設置済みの会議室が埋まっていても、V-CUBE ミーティングを使えば、自席のパソコンや外出先のiPadなどからも会議に参加でき、場所にこだわらずに柔軟な会議開催が可能。
遠隔会議を開催できる場所が、特定の会議室だけではなくなったことから、会議室が埋まっていても、開催したい日時に開催が可能に。また、出張先など、従来は会議に参加できなかったケースでも出席できるようになった。
組織の壁を超えた遠隔会議も容易に設定、開催が可能に
異なる組織に属し、場所も全国に散っているスタッフとの会議も、V-CUBE ミーティングのWeb会議で、場所にとらわれずに会議開催。
パートナー企業のメンバーを集めた関連会社の取締役会も、全国各地から一堂に会することなく遠隔会議に参加できるようになったため、日程の調整が容易になり、会議会場の確保も不要になった。
マイクなどの周辺機器も汎用性の高い製品を利用可能
マイク、スピーカー、ヘッドセットなどが故障しても、対応している汎用的な製品が多彩なため、代替品をすぐに調達可能。
周辺機器が物理的に故障しても、特定製品に依存していないため、豊富なラインナップから代替品を選択し、かつすぐに調達できるようになった。
V-CUBE Box + V-CUBE ミーティング 選定のポイントは?
画像や音声の品質、 画面共有機能などが満足できるか?
遠隔会議をストレスなくスムーズに行えることができる製品であること。
- 帯域状況に合わせて送受信が可能な最も高い品質の映像に自動調整
- 資料共有が直感的な操作で容易
ライセンス体系は導入が現実的なものであるか?
過剰なID数を必要とせずに、会議開催の実情に合わせた適正なコストで利用できること。
- ID数や拠点数に依存するのではなく、同時接続数による柔軟なライセンス体系
- PCに紐づけられたライセンスではなく、どの端末も自由に利用可能
お客様の声:会議室に縛られない遠隔会議参加が可能に
メタウォーター株式会社 経営企画本部 IT企画部 IT推進グループ 主任 森田 岳 氏
テレビ会議システムのサポート切れにより、リプレイスのための製品を検討しましたが、会議室に16台のV-CUBE Boxを設置し、そこにV-CUBE ミーティングを組み合わせるという柔軟な提案を採用しました。
テレビ会議専用機は1台数百万というイニシャルコストであったものがコストを抑え、かつ会議室に縛られない遠隔会議参加が可能に。また、利用者にとっても場所に縛られずに会議を開催できるようになったことで、20回線の同時接続数が頻繁に埋まるようになるなど、遠隔会議の利用頻度が上がってきています。
メタウォーター株式会社 経営企画本部 IT企画部 IT推進グループ 山村 浩章 氏
実はかなり以前に、V-CUBE ミーティング導入を検討したことがありましたが、その際は会議室数による課金体系であったこともあり見送った経緯がありました。しかし、同時接続数のライセンスに変更になったことと、映像と音声の品質も向上していたことで、今回の選定につながりました。
以前から「自席でも遠隔会議を利用したい」という要望は多かったのですが、今回検討した他社サービスはPC依存のライセンスであったため、どの端末でも利用できるという点もV-CUBE ミーティングを選んだ理由の1つです。 今後は、現場にいる人間がスマートフォンで設備のメンテナンス箇所を写して共有するなど、活用の幅を広げていく予定です。
メタウォーター株式会社 経営企画本部 IT企画部 IT推進グループ 城後 華子 氏
V-CUBE BoxもV-CUBE ミーティングも直観的に利用できるため、リプレイス時に特別な利用説明もすることなく、すんなりと受け入れてもらった印象です。ブイキューブから配布された説明書を、そのまま共有したレベルです。V-CUBE Boxの機器の設置にも立ち会いましたが、導入自体もスムーズに完了しました。
メタウォーター株式会社におけるV-CUBE Box + V-CUBE ミーティングの活用法
1役員会議など、従来通りの活用法を継承
従来行われてきたテレビ会議システムでの会議を、V-CUBE Boxを利用した会議に置き換え。
その際、V-CUBE Boxのない拠点からはV-CUBE ミーティングを使って自席のパソコンから参加したり、海外出張中の社員がホテルからiPadで参加するなど、参加形態の幅が拡大。
2本社に来訪前提の配属面接は、最も近い拠点に変更
採用試験後に配属に関する面接を行う際、従来は新規採用予定者に本社まで来訪してもらっていたが、各採用予定者が最も近い拠点に移動し、そこからV-CUBE Boxを活用した面接に変更することで、移動にかかる時間やコストを大幅削減。
3毎年実施される健康診断後のカウンセリングにも活用
健康診断を実施後、診断結果をもとにカウンセラーによる面談を義務付けているものの、カウンセラーを各拠点に派遣する日時に予定が合わない社員は面談できないことも。 V-CUBEによる遠隔会議に面談を置き換えたことで、面談率は約80%から90%超に改善。