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りんかい日産建設株式会社 様

音声認識スマートグラスで「遠隔臨場」を実現
ハンズフリーで作業効率大幅アップにも

りんかい日産建設株式会社 様

港湾、浚渫、土地造成、土地改良および河川等の工事。土木、建築工事の請負、企画、技術サービスの提供およびこれに付帯する調査、設計、施工監理を行う総合建設会社。1924年創業の日産建設と1926年創業のりんかい建設が合併して、りんかい日産建設として2003年に誕生した。

現場臨場が遠隔で可能になり関連コストが大幅減
音声認識型スマートグラスで作業効率も大幅アップ

国や自治体が発注元となった港湾工事などで豊富な実績を持つりんかい日産建設。工事現場では「段階確認」「材料確認」「立会」といった監督官の現場臨場が随時必要になる。監督側にはその移動コストが、受注側にとっては現場臨場に伴う手待ち時間がそれぞれ大きな負担となっていた。同社では、新技術情報提供システム「NETIS」に登録されている「V-CUBE コラボレーション」を導入。同製品と親和性の高い「RealWear」製の音声認識型スマートグラスと共に導入することで「遠隔臨場」を可能にし、ハンズフリーでの作業効率アップも実現した。

工事現場における課題

監督官の移動による時間とコスト

工事現場の多くは全国各地の港湾や河川。現場まで数時間かかることもあり、現場臨場には監督官の移動経費と時間のコストがかかっていた。

コロナ禍により移動・立会が困難に

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、移動自粛やソーシャルディスタンスの確保が求められる中、現場臨場の回数を低減したい。

スマホやタブレットでは手がふさがってしまう

スマホやタブレットを使った監督官との通信は可能なものの、両手がふさがってしまうので安全面でも懸念があった。

「V-CUBE コラボレーション」でこう解決!

解決1

「遠隔臨場」を実現 現場への移動コストは5分の1に

「V-CUBE コラボレーション」導入により「段階確認」「材料確認」「立会」といった現場臨場をほぼすべて遠隔で実現。現場臨場は5分の1程度に減少した。

監督側の移動・時間コストの減少だけでなく、受注側の手待ち時間も大幅に減少。対応に割かれていた現場の人的ソースも最大限に活用できるように。

解決2

実地での立会回数低減で感染症への対策としての効果も

「遠隔臨場」が可能になったことで、工事現場と監督事務所をダイレクトに接続。双方向インタラクティブなコミュニケーションが実現でき、感染症対策の面でも有効。

現場から高精細な映像を送信し、監督官は事務所からPCで状況を確認。タイムラグのないコミュニケーションが可能なので監督官からの指示にも迅速に対応できる。

解決3

音声認識型スマートグラスで完全ハンズフリーを実現

「V-CUBE コラボレーション」を音声操作できる「RealWear」製スマートグラスで、起動から写真撮影、送信まですべて声だけで行え、ハンズフリーを実現。

ハンズフリーで通信できるので、スマホやタブレットを手に持つ必要がなく、足場の悪い現場などでも安全面の懸念がなくなった。また、「材料確認」用のメジャーやノギスなどを持ちながら撮影ができるので、人員削減にもつながった。

「V-CUBE コラボレーション」選定のポイントは?

感染症拡大防止の状況に対応できるか?

移動や立会が困難な状況でも、現場臨場を問題なく行えること。

  • 現場臨場を完全に「遠隔化」
  • 移動や立会ができない状況でも従来と同様の「臨場」を実現

現場の負担軽減にもつながるか?

発注元だけでなく、現場の負担軽減につながるメリットがあること。

  • 現場作業の中断や手戻り作業を低減

安全性のためにハンズフリーで作業ができるか?

安全性を高め、メジャーやノギスの操作や指差確認を行える、完全ハンズフリーであること。

  • 「RealWear」製の音声認識型スマートグラスで完全ハンズフリーを実現

お客様の声

お客様の声

新型コロナ対策の助成も活用し遠隔臨場を実現

弊社の建設現場は国や自治体からの受注案件も多く、進捗具合を随時確認する「段階確認」、必要な資材などが正しい物・数・品質であるかを確認する「材料確認」、工事現場での「立会」のすべてについて、これまでは監督官が実際に現場を訪れて実施してきました。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、それらはもちろん、打合せのための現場への行き来すら難しくなり、現場臨場を遠隔で行う「遠隔臨場」のニーズが非常に高まってきていました。

こうした背景があり、「V-CUBE コラボレーション」の導入を決めました。導入にあたっては、遠隔臨場システムの活用を新型コロナ対策の関連事業とすることで、発注者に費用負担を請求できる助成制度も活用しました。

音声認識デバイスでハンズフリーに安全対策も

2019年10月の台風19号で被災した東京・荒川の護岸を「かごマット」「鋼矢板」「根固めブロック」と呼ばれる資材を使って復旧する工事を現在行っており、その現場で早速「V-CUBE コラボレーション」と「RealWear」製の音声認識型スマートグラスを利用しています。

音声だけでスマートグラスの起動から写真撮影、監督官への画像送信まで行えるので、作業者は両手があいた状態で遠隔臨場を行えます。現場は足場が悪いこともありますので、従来のようなカメラやスマホ、タブレットを片手、もしくは両手で持ちながら撮影することには危険が伴うケースがありました。それが、音声認識によって機器操作のわずらわしさも消え、ハンズフリーでスムーズかつ安全に検査や立会を実施することができています。

「V-CUBE コラボレーション」と「RealWear」は本工事のような河川や海上で、船の上や足場上等の作業時に安全確保のために両手を開けておく必要がある場合に有効ですし、不足の事態が起きた際にも報告や記録などの対応をより迅速化できると思います。さらに、今後は、現場の安全パトロールなどを行う場合にも音声認識型スマートグラスは活用できるのではないかと考えています。

りんかい日産建設株式会社 東京土木支店
R1荒川下流右岸浮間地区下流低水護岸災害復旧工事(発注者:国土交通省関東地方整備局荒川下流河川事務所)
所長 谷口 保夫 氏

りんかい日産建設株式会社様における「V-CUBE コラボレーション」の活用法

港湾や河川などにおける土木、建築工事や付帯する調査、設計、施工監理などの分野で豊富な実績を持つりんかい日産建設では、国交省新技術情報提供システム 「NETIS」の登録製品である「V-CUBE コラボレーション」を導入。現場と監督官を直接オンラインでつなぎ双方向コミュニケーションにより「遠隔臨場」で活用。現場からの中継にはフィールドワーク用途に特化した「RealWear」製の音声認識型スマートグラスやiPadなどのマルチデバイスが対応している。スマートグラスの活用ではハンズフリーで写真や動画を撮影できるので、安全かつスムーズに検査などを行うことができる。

「RealWear」製「音声認識型スマートグラス」を現場で活用

使用イメージ

カメラコードやイヤホンコードなどが一切なく、音声で操作ができるため、完全ハンズフリーで遠隔作業を支援。

 

使用イメージ

大音量スピーカーとノイズキャンセリング機能のマイクを搭載。騒音の激しい現場でもクリアな会話が可能になる。

大音量+ノイズキャンセリングも

使用イメージ

RealWear「HMT-1」はハンズフリー、高い堅牢性、高画質、「大音量+ノイズキャンセリング」が特徴。

IP66の防水防塵仕様で、-20℃~50℃の環境下で利用可能。最高でフルHD画格の動画、静止画を撮影。95dB環境下でのテストをクリアし、騒音が大きい環境化でも快適に利用できる。

NETIS登録製品とは?

使用イメージ

国土交通省「NETIS:新技術情報提供システム」

民間事業者開発の有用な新技術を活用するためのデータベース。「V-CUBE コラボレーション」は2018年に登録。インフラや建設業といったフィールドワークの働き方改革に最適なソリューションとして、導入が進んでいる。

※New Technology Information System

 

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社名
りんかい日産建設株式会社様
URL
https://www.rncc.co.jp
住所
東京都港区芝二丁目3番8号

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