滋賀県草津市、全小中学校に導入した3200台のタブレット端末の授業活用に、パイオニアVCの「xSync」を採用
2014.11.25
端末の授業活用に、パイオニアVCの「xSync」を採用
パイオニアVC株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:原 清、以下パイオニアVC)は、滋賀県草津市に、同市内の全小中学校に導入された3200台のタブレット端末を授業で活用するための仕組みとして、教員と児童・生徒の間でデータの相互やり取りをすることができ、協働学習を促進するビジュアルコラボレーションサービス「xSync (バイシンク)」を提供しました。
【導入の背景】
滋賀県草津市では、小中学校のすべての教室に電子黒板を設置するなど教育のICT化に力を入れており、タブレット端末を授業の中で活用することで「一斉学習」「個別学習」「協働学習」を推進し、児童・生徒の思考力・判断力・表現力等の学力向上を目指しています。既に導入されている電子黒板や教員のPCといったICT機器を利活用することができ、教員にとっても児童・生徒にとっても、本来の学習の目的を妨げることがなく、PCでもタブレット端末でも使い勝手の良いサービスが求められており、プロポーザルを実施されました。
【導入の決め手】
■マルチOS対応
マルチOS対応で既に導入されていた教員のPCをそのまま活用することができるだけでなく、教室での利用にあたっての専用サーバーの新規設置が不要などコストと手間が軽減できることを評価いただきました。
■教材配信や答えの比較表示がすぐにできる高速画面対応
生徒全員のタブレット端末に一斉の教材配信や答えの比較提示をスピーディーに行うことができ、授業をスムーズに進められることを評価いただきました。
■学習を妨げることがない簡単な機器操作
児童・生徒にとっても直感的に操作できることを評価いただきました。
また、滋賀県草津市の橋川市長より、以下のコメントをいただいております。
草津市では、今年度3,200台のタブレット型パソコンを導入しました。小中学校のすべての教室にある電子黒板とつないで、より豊かな学び合いを実現するためです。 2学期から授業で活用するようになってまだ2か月余りしか経っていませんが、子どもたちの学習への興味、関心、そして意欲が、確実に高まりました。人前で発表するのが苦手だった子が、タブレットに自分の考えを書くことがうれしくて、「友だちに考えを知ってほしい」と積極的になったという例も聞いています。 協働学習支援ソフトを使って仲間の考えが瞬時に共有できるので、コミュニケーション力も引き出されています。 今後も、導入したタブレットとシステムが、授業に効果的に盛り込まれていくことを期待しています。
草津市長 橋川 渉
パイオニアVCでは、滋賀県草津市における「xSync」の導入と活用について、既に導入されている電子黒板をはじめとしたICT機器と新規に導入されたタブレット端末を有効活用し、子どもたちにとって有効な学習効果を提供できた好例と考えております。今後も、教育現場で使いやすいサービスの拡充に努めていきます。
今回導入いただきましたサービスの詳細は、こちら(http://pioneer.vcube.com/edu)をご覧ください。
【「xSync」とは】
「xSync (バイシンク)」は、協創を支援するための教育用プラットフォームの総称です。教室にある電子黒板や学習用端末などを連携し、画像転送を短時間で繰り返し行うことで、自分のアイデアとたくさんの仲間の意見を協働し、新たなオリジナルな発想を創りだすという「シンクロする学び」をご提供します。今後は電子黒板での日本国内の高いシェアを背景に、全世界の普通教室のICT化を支援してまいります。
【パイオニアVCとは】
パイオニアソリューションズ株式会社は、2014年5月1日より株式会社ブイキューブとの資本業務提携しパイオニアVC株式会社になりました。 今後もいままで以上に「お客様の新しい価値創造の実現のために、ビジュアルコラボレーションシステム」を教育の現場や企業の協働作業に提供してまいります。
【会社概要】