システム・テクノロジー・アイ、インドのEduTechカンパニー「Fliplearn」社との業務提携に関するお知らせ
2016.01.29
インドのEduTechカンパニー Fliplearn社との業務提携に関するお知らせ
株式会社システム・テクノロジー・アイ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:舩岡弘忠、以下STI)は、インドで教育プラットフォームを提供するFliplearn Education Private Limited(所在地:インド ニューデリー市、以下「Fliplearn(フリップラーン)社」という。)と業務提携を行い、インド市場での事業展開を開始することを決議いたしましたので、下記のとおり、お知らせいたします。
<業務提携の背景>
STIは、2015年12月に株式会社ブイキューブ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:間下直晃、以下「ブイキューブ」という。)の連結子会社となり、ブイキューブグループの教育分野の中核会社として事業を行うことにより、相互に連携をとりながら製品やサービスの融合を図り、企業価値の向上及び売上・利益の拡大を目指しています。
20万を超える学校と1億7千万人の学生数を有するインド市場は、教育熱が高いだけでなく、優れた教育システムを有し、世界的にも優秀な人材を輩出しており、インド経済の成長に伴い今後の高い市場成長が見込まれています。その中でFliplearnサービスは、提供開始後わずか7ヶ月で、約2,000の学校と約40万人の生徒及び保護者に利用される教育プラットフォームへと成長しました。
今回のFliplearn社との業務提携は、STIがインド市場への事業展開を図り拡大していくための大きな1歩であります。
ブイキューブグループは、教育分野におけるビジュアルコミュニケーション活用を成長戦略の一つの柱として掲げ、教育業界向けのソリューションを開発し展開するのみならず、2014年5月に電子黒板や教育ICT分野で高い国内シェアを持ち、優れたソリューションを提供するパイオニアVC株式会社(旧パイオニアソリューションズ株式会社)を子会社化、2015年10月にシンガポールでシェアNo.1の教育プラットフォームを提供するWizlearn Technologies Pte. Ltd.(所在地:シンガポール、以下「Wizlearn(ウィズラーン)社」という。)を子会社化する等の取り組みを行っています。日本のみならず、今後成長が期待されるアジア地域へも積極的に事業展開を進めており、「アジアNo.1のビジュアルコミュニケーションプラットフォーム」を目指し、教育分野においては、将来的に、ブイキューブグループが事業展開するアジア各国に対し、教育ICTインフラのデファクトスタンダード化をすべく取り組んでいます。
STIでは、かねてよりシンガポール及びマレーシアへの海外展開を開始しておりますが、本件は、当社のブイキューブグループ参画後初の海外向け大型施策であり、これを皮切りに、中長期的な事業拡大を図ります。
<業務提携の内容>
STIが持つ独自のコンテンツクリエイターサービスとブイキューブが持つ双方向性の高いビジュアルコミュニケーションサービスを組み合わせ、Fliplearn社が提供するLMS(学習管理システム:Learning Management System)とオンデマンド中心のコンテンツに、STIが提供する「iStudy」とブイキューブが提供する「V-CUBE ミーティング」と「V-CUBE セミナー」を組み合わせた「iStudy Live」を提供することで、リアルタイムかつ双方向での授業環境を加えることにより、サービスの相互補完、より高い学習効果の提供が可能になります。なお、「iStudy Live」の提供に関しては、Fliplearn社への独占提供権を獲得しました。
ビジネスモデルとしては、Fliplearn社が自社サービス利用中の学生から授業料として料金を回収し、その授業料の一部を「iStudy Live」のサービス利用料として当社に支払う流れになる予定です。なお、サービス提供開始は2016年中頃を予定しています。
今後、急成長中のFliplearn社は、インドにおける1億7千万人の学生に対してサービス提供の拡大を図るとともに、それらユーザーに対して展開するオンライン家庭教師サービスのインフラとして、今回のリアルタイム双方向性が実現される新たな教育サービスを積極的に提供していきます。
本件に関する詳細はこちらをご覧ください。
http://jp.vcube.com/ir/