富山県南砺市の小中学校、文部科学省の実証事業で「xSync」を採用し、遠隔協働学習を実現
2016.05.16
「xSync」を採用し、遠隔協働学習を実現
株式会社ブイキューブ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:間下直晃)グループのパイオニアVC株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:原清、以下パイオニアVC)は、文部科学省が推進する「人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上にかかる実証事業」(※1)の参画自治体である富山県南砺市に、同市内の6つの小中学校を相互接続し、電子黒板とタブレット端末を活用した遠隔協働学習を実現する仕組みとして、ビジュアルコラボレーションサービス「xSync(バイ シンク)」を提供しました。
<井口小学校と利賀小学校を接続した遠隔協働学習の様子>
ブイキューブグループは、教育分野におけるビジュアルコミュニケーション活用を成長戦略の柱の1つとして取り組んでいます。その中核を担うパイオニアVCが提供する「xSync」は、国が掲げるICTを活用した教育の質の維持向上に貢献するソリューションです。今回導入いただいた文部科学省の実証事業では、参画自治体の約半数で、「xSync」を採用いただいています。
富山県南砺市は、人口過小地域の小規模校における教育の質の維持向上を目指すとともに、児童・生徒が切磋琢磨しながら学び合い、思考力やコミュニケーション能力の育成につながる教育環境の構築に取り組んでいます。また、複数校を接続して「協働学習」「合同学習」が実現できる環境を構築することで、先生同士による指導方法の日常的な共有とスキル向上を目指しています。電子黒板やタブレット端末、Web会議システムを組み合わせ、遠隔にある複数の学校同士の普通教室を接続、日常的に遠隔協働学習が実現できる環境を構築されました。
南砺市教育委員会からは、遠隔協働学習を支える仕組みとして、「xSync」の次のような点を評価いただきました。
(1)先生にとっても、児童・生徒にとってもわかりやすい簡単な操作性
「xSync」は、電子黒板に付属している専用ボタンを操作するだけで、離れた学校同士を結び、電子黒板の内容や児童・生徒がタブレット端末に書き込んだ考えを共有することが可能です。直感的な操作ができるため、ICT機器の操作に煩わされることなく、スムーズな授業進行を実現します。
(2)複数校を接続してもスムーズな授業を実現できる安定性
「xSync」は、高い音声品質と安定した接続で、遠隔にいる先生の声が途切れることなく、遅延もほとんどありません。遠隔にいる小学校の児童・生徒も集中して授業を受けることができ、また個々のタブレット端末の画面共有も素早くやりとりできることから、ストレスなく自由闊達な協働学習を実現します。
パイオニアVCは、今後も学校現場で使いやすい教育ICTサービスの拡充に努めていきます。
今回導入いただきましたサービスの詳細は、こちら(http://pioneer.vcube.com/edu_prime/)をご覧ください。
(※1)文部科学省の「人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上にかかる実証事業」とは
文部科学省が2015年3月に公募を開始した実証事業で、過疎化・少子高齢化が進む人口過少地域において、小規模学校の教育上の課題を克服するため学校同士をICTで結び、年間を通じて合同学習等を実施し、指導方法の開発や有効性の検証などの実証研究を実施することになります。
詳細は、こちら(http://jouhouka.mext.go.jp/school/population/school.html)をご覧ください。
【会社概要】
商号: パイオニアVC株式会社
URL: http://pioneer.vcube.com/
【報道関係のお問い合わせ先】
パイオニアVC株式会社 広報担当
TEL : 03-6867-1080 E-mail :xsync_sales@pioneer.vcube.com