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ブイキューブロボティクス、仙台市が実施した「ドローンを活用した津波避難広報の実証実験」に参加

2016.11.08

ブイキューブロボティクス、仙台市が実施した
「ドローンを活用した津波避難広報の実証実験」に参加

企業・自治体向け業務用ドローンソリューションを提供する株式会社ブイキューブロボティクス・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:出村太晋、以下ブイキューブロボティクス)は、2016年11月5日(土)、仙台市が実施した「ドローンを活用した津波避難広報の実証実験」に参加いたしました。

■津波避難広報の実証実験でのドローン活用の目的
津波発生時の行政による災害広報活動において、従来の定点カメラからの情報取得や車の巡回による広報対応では難しかった(1)沿岸から離れた災害対策本部からの広域被災状況の即時確認(2)災害広報活動担当者の安全を担保した上での避難広報実施 の2点についてドローン活用の有用性を検証するため、実施されました。

■津波避難広報の実証実験の内容
実証実験は11月5日(土)13時30分から、仙台市若林区深沼海岸で実施されました。上空を飛行するドローンから沿岸の状況を撮影、ブイキューブロボティクスの映像共有システムを経由して、海岸および仙台市青葉区にある仙台市災害情報センターのモニターへリアルタイムで伝送を行いました。仙台市災害情報センターでは、「現地の状況を即時把握できること」が確認されました。また、今回新しい試みとして、高出力スピーカーを搭載した大型ドローンを採用し、ドローンが上空を移動しながら避難広報を行うことで、避難広報担当者が危険地域に近づくことなく、対象地域内へ避難広報を行えることが実証できました。

<海岸でのドローン飛行の様子と高出力スピーカーを搭載した大型ドローン>

■仙台市危機管理室 吉川勝元参事からのコメント
「ドローンに搭載したスピーカーからの広報の内容は、とてもクリアに聞こえた。地上からの避難の呼びかけは、広報範囲が限られ、津波到達以前に現場を離れなければならない。また、ヘリコプターは、機数に限りがあり、人命救助などの他のミッションもある。ドローンは、広報車やヘリコプターによる避難広報の課題を解決でき、市民の安心・安全に非常に役立つのではないかと考えています。」

災害時に被災地域の状況を即時把握し、迅速に被災者に情報伝達することは、減災・二次被害の最小化に非常に重要だと考えております。これを実現するため、ブイキューブ ロボティクスは最新のドローンテクノロジーを最大限に活用し、最適なソリューションを提供してまいります。

■ブイキューブロボティクスについて  http://www.vc-robotics.com/
2015年10月に設立され、ロボティクス領域において映像コミュニケーション技術とドローンコンピューティング技術を組み合わせたソリューション事業を展開しています。 専門的な操作技術を持たない人が誰でも簡単かつ安全にドローンをコントロールし、遠隔地・多拠点からリアルタイムにモニタリング・コミュニケーションを行い、即時に必要な意思決定ができる環境を実現させていきます。コミュニケーションの可能性をさらに拡げ、多くの日常業務をドローンに代替させていき、社会の中で当たり前のようにドローンが活用されている世界を創っていきます。

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