パイオニアVC、「xSync Classroom」と「Office 365 Education」の連携を拡大し、スマートスクール構想に向けて学習データ記録機能を強化
2017.05.10
パイオニアVC、「xSync Classroom」と
「Office 365 Education」の連携を拡大し、
スマートスクール構想に向けて学習データ記録機能を強化
株式会社ブイキューブ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:間下直晃)グループのパイオニアVC株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:原清、以下パイオニアVC)は、文部科学省や総務省が進めるスマートスクール構想での活用を視野に、2017年夏に発売する学校向け統合型ICT教育ソリューション「xSync(バイ シンク) Classroom」の学習データ記録機能を強化いたします。
2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会で進められているスマートスクール構想では、家庭・学校・地域が連携した教育環境の実現が描かれており、そのために授業・学習系システムと校務支援システムの連携、様々なところで蓄積されていく児童・生徒の学習記録データをパーソナルポートフォリオ(個人が学習過程で残したノート、試験などが保存されているもの)として一元管理できるようにすることなどが求められています。
そこで、「xSync Classroom」は、2017年冬より、日本マイクロソフトが提供する統合型情報共有クラウドサービス「Office 365 Education」とのサービス連携を拡大。新たに、普通教室で一斉学習や協働学習に取り組む過程で生み出される児童・生徒の様々な学習データが、個人・教科ごとに自動登録、パーソナルポートフォリオとして「OneNote」で一元管理されるようになります。児童・生徒は、いつでも過去の学習記録の振り返りができるようになり、家庭での持ち帰り学習にも活用いただきやすくなります。先生は、児童・生徒のパーソナルポートフォリオのデータに基づいて、学習の質的評価や授業用資料の更新ができるようになり、将来的には校務支援システムとの連携で、指導要録などの校務業務を効率化いただけるようになります。
従来の「xSync」では、「xSync」を活用した授業の学習データ以外は記録できませんでしたが、「xSync Classroom」では、普通教室での一斉学習・協働学習で蓄積されたデータに、自動的にタグ情報を付与し、パーソナルポートフォリオとして記録できるようになります。今後は、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」との連携などにより、パーソナルポートフォリオに蓄積された学習データの分析・解析などの機能追加にも取り組んでまいります。
「xSync Classroom」は、2017年5月17日(水)から19日(金)に東京ビッグサイトで開催される、第8回教育ITソリューションEXPOに展示いたします。強化される学習データ記録機能も参考展示いたしますので、是非、会場にてご体験ください。
http://www.edix-expo.jp
今回の機能強化にあたり、日本マイクロソフト様より、エンドースメントをいただいております。
■日本マイクロソフト株式会社様
日本マイクロソフトはパイオニアVC株式会社様による「xSync Classroom」と「One Note」との連携を心より歓迎いたします。教育機関向けライセンス「Office 365 Education(※1)」は資格が認められた教育機関向けに無償で提供するプランもあり、利用者数が大幅に広がっています。この度のサービス提供により 「xSync Classroom」 ユーザーのOffice 365利用により時間の節約や生産性の向上の効果が期待されるとともに今後の家庭学習の推進につながり、教育機関における更なるOffice 365 Educationの活用促進や生産性向上につながるものと期待しております。 今後「Microsoft Azure」上に搭載される「学習データの分析・解析などの機能」によりスマートスクール構想における教育環境のクラウド環境学習のさらなる推進とAI分析などによる学習効率の向上活動に貢献してまいります。
日本マイクロソフト株式会社
執行役 デベロッパー エバンジェリズム統括本部長 伊藤 かつら
「スマートスクール(仮称)構想」については、こちらをご覧ください。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/07/__icsFiles/afieldfile/2016/07/29/1375100_01_1_1.pdf
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/07/1375100.htm
■「xSync Classroom」について
「xSync Classroom」は、一斉学習・協働学習・遠隔学習と幅広い学びの環境をタブレットから実現する学校向け統合型ICT教育ソリューションです。詳細は、こちら( https://pioneer.vcube.com/edu_class )をご覧ください。
(※1)Office 365 Educationとは
日本マイクロソフトでは、教職員・児童・生徒・学生用の電子メール、ウェブ会議、ドキュメント編集、オンラインストレージなどのグループウェア機能をクラウド経由で利用できる Office 365 Education を、2012年6月より、教育機関に対して提供しています。Office 365 は統合型情報共有クラウドサービスで、教育機関は、企業向けのOffice 365 Enterpriseと同じサービスを、無償で利用することが可能です。2016年9月時点で370万人を超える教育機関のユーザーにご利用いただいています。
【会社概要】
商号 : パイオニアVC株式会社
URL : http://pioneer.vcube.com/
【報道関係のお問い合わせ先】
パイオニアVC株式会社 広報担当
TEL:03-6867-1080 E-mail: xsync_sales@pioneer.vcube.com