エスクロー・エージェント・ジャパンとブイキューブ、金融機関向けプラットフォームサービスで提携

株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン（本社：東京都中央区、代表取締役社長：本間英明、以下EAJ）と株式会社ブイキューブ（本社：東京都目黒区、代表取締役社長：間下直晃、以下ブイキューブ）は、業務提携をおこないます。EAJの800名を超える司法書士をはじめとした専門家の全国ネットワークと20行を超える金融機関での利用実績を活かしたエスクローサービスならびにBPOサービスと、ブイキューブが提供するクラウド型Web会議を組み合わせ、第二地方銀行や信用組合など金融機関において、各種金融商品の非対面販売で必要な専門業務をおこなうプラットフォームを提供いたします。

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■本提携の背景
少子高齢化など社会構造の変化に合わせて金融商品が多様化・複雑化する中、地域の金融機関では住宅ローンや保険など全ての専門知識をもつ担当者は限られており、多くの業務を兼務している中で、お客さま対応ができる時間も限られています。また、個人のお客さまは、営業時間や対応店舗が限定されているため、希望する日時に金融商品の説明を受け、契約することは容易ではありません。このような背景から、地域の金融機関は、お客さまからの多様な要望に対応するため、担当者をサポートし、柔軟に商品説明や販売ができる効率的な体制を構築することが求められていました。

■本提携の目的
EAJとブイキューブは、地域の金融機関で高まるニーズに対して、個人のお客さまへの充実したサービスを提供いただけるよう、お客さまの自宅や外出先など希望する場所と日時に、司法書士をはじめとした専門家が立ち会い、EAJのBPOサービスで各種金融商品に知見をもつスタッフと金融機関の担当者が「V-CUBE」で遠隔でつながり、金融商品の説明を受け、契約ができる仕組みを提供いたします。

第一段として、2014年に年間89万件を超えている個人住宅の新規着工（※）において住宅ローン契約の中で必要とされる金銭消費貸借契約業務でのサービス提供を開始いたします。今後拡大が検討されている不動産取引（売買・賃貸）や信託、相続、介護対策における非対面化におきましても、両社のノウハウ及びプラットフォームを活用し、お客さまに取引の合理性、安全性、利便性を高めるソリューションを提供すべく調査・研究を進めてまいります。
　（※）国土交通省『建築着工統計調査報告（平成26年計）』より

【エスクロー・エージェント・ジャパンについて】
エスクロー・エージェント・ジャパンは、大手銀行や地方銀行、ネット銀行、モーゲージバンクその他事業会社のファイナンス子会社といった金融機関のローコストオペレーションニーズを背景として、設立当初より培った不動産及び金融業務における専門性ならびに司法書士をはじめとする専門家との全国ネットワークを生かし、金融機関内での各種事務処理の業務受託や取引の信頼性向上に役立つシステムの提供等を行っております。

【ブイキューブについて】
ブイキューブは、離れた場所を映像と音声で結び、今まで移動して会わないとできなかったコミュニケーションを実現するビジュアルコミュニケーションサービス「V-CUBE」を提供しています。Web会議やWebセミナーに代表される「V-CUBE」は、Web会議サービス（SaaS）市場において7年連続国内トップシェアとなっており、高いセキュリティーで金融業界でも多くの導入実績がございます。