ブイキューブ、シンガポール最大手のEduTechカンパニー「Wizlearn Technologies」社の買収に関するお知らせ
2015.10.05
「Wizlearn Technologies」社の買収に関するお知らせ
株式会社ブイキューブ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:間下直晃、以下ブイキューブ)の完全子会社で、ブイキューブグループのアジア地域統括持株会社であるV-cube Global Services Pte. Ltd.(所在地:シンガポール)が、シンガポールで教育プラットフォームを提供するWizlearn Technologies Pte. Ltd.(所在地:シンガポール、以下「Wizlearn(ウィズラーン)社」)の買収を、2015年10月5日(月)、インド最大手の教育プラットフォームを提供するEducomp Solutions Ltd.(所在地:インド共和国ニューデリー市)の完全子会社であり、Wizlearn社の完全親会社であるEducomp Intelliprop Ventures Pte. Ltd.(所在地:シンガポール)と合意しました。
<買収の背景および趣旨>
ブイキューブグループでは教育分野におけるビジュアルコミュニケーション活用を、成長戦略の1つの柱として掲げ、2014年5月に電子黒板や教育ICT分野で高いシェアを持ち、優れたソリューションを提供する、パイオニアVC株式会社(旧パイオニアソリューションズ株式会社)を子会社化するなど、積極的な取り組みをおこなっています。
Wizlearn社は、世界的に先進的な教育ICTへの取り組みを行うシンガポールにおいて、16年に渡りサービスを提供し、シンガポールの公立学校の5割強に導入されるなど、高い実績を誇っています。政府機関のシステムから利用が可能になる等、高い信頼も備えている他、Microsoft社のActive DirectoryやSAP、Oracle PeopleSoftとの連携による利便性も備えています。これにより近年では、学校教育のみならず企業での導入も進み、三菱東京UFJ銀行のASEAN全域での社員研修、教育プラットフォームとして採用されており、日本企業が導入する際に求める個別カスタマイズや導入サポートにも対応可能なサービスです。
一方で、高い顧客満足度とソリューション力を持ち、高い収益性を確保しながら、同社の事業展開はシンガポールにとどまり、近年、成長が著しいアジア各国の教育ICT市場や企業内研修などのニーズに対するアプローチができておりませんでした。
今回の買収により、ブイキューブグループが「アジアNo.1のビジュアルコミュニケーションプラットフォーム」を目指して取り組むアジア各国への事業展開と、学校、教育機関、法人に向けた、ビジュアルコミュニケーションを統合した新たなソリューションを共同提供することで、高い成長を共に実現できると判断し、今回の決定に至りました。
<今後の展開について>
今後は、まず、シンガポールにおいてシェアNo.1の教育プラットフォームとなっているWizlearn社のサービスと、ブイキューブグループが展開するビジュアルコミュニケーションサービスを組み合わせた、リアルタイム双方向性が実現される新たな教育サービスを提供します。これにより、シンガポールにおけるWizlearn社の既存顧客である、数多くの学校・企業・政府へブイキューブサービスを販売していきます。また同時に、既にブイキューブグループが教育分野での事業展開を進めている中国、日本に対して、Wizlearn社の教育ICTインフラを提供開始し、ブイキューブグループの既存顧客への販売、販売網を活かした学習塾、教育機関、法人内での教育、研修への展開を進めていきます。
将来的にはタイ、マレーシア、インドネシア等、ブイキューブグループが事業展開するアジア各国に対し、教育ICTインフラのデファクトスタンダード化に向け取り組んでいきます。
なお、サービス提供開始時期や販売価格などに関しましては、決まり次第に改めて報告させていただきます。
本件に関する詳細はこちらをご覧ください。
https://jp.vcube.com/ir/
<Wizlearn Technologies社の概要>
【報道関係のお問い合わせ先】
株式会社ブイキューブ 社長室 広報担当
TEL : 03-5768-3308 FAX : 03-6866-5601 E-mail : release@pj.vcube.co.jp