社長から店舗スタッフまで社員のコミュニケーションが活性化
TSUTAYA STORESでは全国展開する店舗と全国6エリアを管轄するユニット長、さらに社長を中心とした本部スタッフとのコミュニケーションを密にするためにV-CUBE ミーティングを導入した。従来は各ユニット長が本部への出張を行っていたが、導入によって移動時間や移動費用の負担も解消。また、実施できなかった店舗間会議の開催により、社員・スタッフ同士のコミュニケーションが活性化した。
全国展開をしている企業におけるコミュニケーションの課題
本部と拠点間の移動にかかる時間とコストが膨大
各地から本部へ移動したり、社長が各エリアに出張する移動時間と旅費交通費などのコストが負担に。
店舗間会議など社員同士の交流機会がない
社長とユニット長の会議は実施していたが、時間やコストの関係で、店舗間などの会議は実施が困難。
店舗をまたいでの教育が困難
商品知識を深めるための研修など、店舗をまたいでの社員教育の実施が困難。
V-CUBE ミーティングでこう解決!!
各店舗からミーティングの参加が可能に
本部と各ユニット長の定例会議参加のための出張が激減。
ユニット長は本部へ移動することなく、月例の会議に出席できるようになった。各店舗のスタッフが会議に集まることは、出張が絡むと会議日程調整が難しかったが、Web会議であれば開催もスムーズになり、コミュニケーションがとりやすくなった。
従来開催が難しかった店舗間会議の開催
今まで実施されなかった店舗間会議が実施され社員同士のコミュニケーションが活性化。
店舗でのキャンペーン展開の成功例などの共有を、V-CUBE ミーティングを通じて実施できるようになり、それまでほぼ皆無だった横のつながりが生まれた。
動画を共有しながらの社員教育も実現
社員、店舗スタッフが店舗にいながら、複数店舗のスタッフが参加する研修が可能に。
従来は店舗スタッフが店舗を空けて研修に参加するのは難しかったが、Web会議であれば店舗にいながら参加できるので、音楽、映像など各ジャンルの商品に詳しいスタッフを講師とした社内教育が行えるようになった。
V-CUBE ミーティング選定のポイントは?
スケジュール調整が難しくて開催できなかった会議も実施できるか?
拠点にいながら会議に参加できるようになることで、会議を開催しやすくなるか。
- 気軽に会議が開催できるので、後ろにずれがちだった会議の開催日程が決まりやすくなる
- 会議の必要が生じたら、すぐにWeb会議を開催
実際に会っているような臨場感はあるか?
商品の配置やPOPなど、電話やメールでは伝わらない視覚的な情報も共有できるか。
- 高品質の画像と音声で、実際に会っているのと同じような コミュニケーション
資料共有などの機能やセキュリティは十分か?
無料のコミュニケーションツールのように、機能の不足やセキュリティへの不安はないか。
- Web会議やチャット、ペーパレス会議など、多彩なサービスを使用できるライセンス
- IPアドレス制限などセキュリティも万全
お客様の声:コスト削減もさることながら「コミュニケーション強化」が最大の効果
株式会社TSUTAYA STORES 商品企画部 IT企画 リーダー 峠元 隆志 氏
導入してみてわかったのは、コスト削減よりもコミュニケーションが活性化したことが最大のメリットということでした。
従来、店舗間での会議は行っていませんでしたが、現在は計画書の読み合わせや店舗での困りごとを共有する「担当者会」を実施するなど、情報共有が密になりました。3会議同時開催という、ポート数の上限に達していることもあります。
V-CUBE ミーティングを一番活用しているのは、もっとも出張機会が多かった社長です。出張自体がなくなることはコスト削減もさることながら、ムダになっていた移動時間がなくなる点が大きいと思います。また、各ユニット長も管轄しているエリアが広いため、それぞれの店舗を回るのが難しいのですが、Web会議を活用することで密なコミュニケーションが可能になりました。
株式会社TSUTAYA STORES 商品企画部 IT企画 喜多見 千恵 氏
新規顧客獲得のためのキャンペーンを実施した際、キャンペーン内容は同じでも、店舗によってどのように訴求をしているかにより、契約率にばらつきがありました。Web会議を通じて、効果の高い訴求をしている店舗の情報をいち早く共有することで、全体の契約率がアップするなど、Web会議の導入効果は大きいと思います。
また、映像に関する会議であれば、映像アイテムに詳しい店舗スタッフにも参加してもらいたいところですが、以前は店長に許可をもらい、会議のために集まってもらうというハードルがありました。現在は店舗にいながら参加でき るので、出席してもらいやすくなり、会議の質も上がっています。
TSUTAYA STORESでのV-CUBE ミーティング活用例
月例のユニット長会議や担当者会議
複数名で参加することが多い本部には会議室にモニタを設置し、各店舗は業務用パソコンから参加。「北海道」「東京」「関東」「静岡」「阪神」「四国・九州」の6エリアを管轄する各ユニット長と社長を含む本部スタッフで月1回開催していたユニット長会議もWeb会議化したことで、移動時間や出張コストを大幅削減。 また、各ユニットの店長が集まる店長会議も、以前は多くて月1回開催できるかどうかだったが、必要に応じて開催できるように。
店舗間会議や動画を用いた研修
店舗スタッフは店内の会議以外、移動しての出席が現実的でなかったが、店舗にいながらWeb会議に参加できるようになった。映像を用いた研修会議などにより、製品知識の向上などにも寄与。