ブイキューブ、遠隔作業支援ソリューション導入顧客からの要望で、米Realwear社スマートグラス専用のヘルメット装着具を無償提供開始
〜様々な形状のヘルメットに固定可能な装着具を開発〜
2021.03.03
ブイキューブ、遠隔作業支援ソリューション導入顧客からの要望で、
米Realwear社スマートグラス専用のヘルメット装着具を無償提供開始
〜様々な形状のヘルメットに固定可能な装着具を開発〜
株式会社ブイキューブ(本社:東京都港区、代表取締役社長:間下直晃、以下 ブイキューブ)は、遠隔作業支援ソリューションとして提供している米Realwear社製スマートグラスを、様々な形状のヘルメット(保護帽)に固定できる専用装着具を開発し、ブイキューブから米Realwear社製のスマートグラスを購入いただくお客様に無償提供開始いたします。人手不足の解消や業務効率化・技能継承のため、さらに新型コロナウイルス感染対策として、現場作業の状況を「現地確認」するのではなく、スマートグラスと情報共有システムを介して遠隔から確認する「遠隔臨場」が加速しています。遠隔作業支援ソリューションの導入が増える中、お客様から「Realwear社のスマートグラスを自社のヘルメット(保護帽)にしっかり固定させ、ストレスなく作業できるようにしたい」との相談を多くいただくようになり、様々なヘルメット(保護帽)に固定装着する専用の装着具を開発いたしました。
【ヘルメット(保護帽)装着具の概要と特徴】
米Realwear社のスマートグラスを、ヘルメット(保護帽)に装着するための専用装着具です。特徴は下記の通りです。
・ヘルメットの溝の有無やその厚みに関わらず装着可能
・ブイキューブでは、16種類の異なる形状のヘルメット(保護帽)で検証・開発しております
【ヘルメット(保護帽)装着具の開発背景】
ブイキューブは、2020年3月より、拠点間情報共有システム「V-CUBE コラボレーション」と米Realwear社のスマートグラスの連携による、遠隔作業支援ソリューションを提供しています。フルハーネスに対応したハンズフリーを実現しており、スマートグラスの装着者は音声操作のみで、現場と遠隔地が視界を共有しながら、目視確認、状況把握や確認、検査などが可能です。スマートグラスがある現場のネットワークが狭帯域であってもストレスなく双方向コミュニケーションが可能で、熟練者が現場に足を運ぶことなく施工管理・監督などの業務や新人のサポート等をスムーズに実施いただけます。現在、建設・設備関連業や化学・石油化学など製造業、電力などのインフラ業など多数の企業様で、現場作業(フィールドワーク)の業務改革で導入いただいており、NTT西日本とひびき精機が取り組む「スマートファクトリー実現に向けたローカル5Gの活用に関する共同実験」でも採用いただいております。また、防災分野で官公庁での実証実験に活用いただいております。
多くの現場作業では、安全確保のために、頭部を保護するヘルメット(保護帽)装着が義務付けられており、その種類は現場に合わせて選択できるよう非常に多くあります。遠隔作業支援ソリューションの導入が増える中、お客様より、「Realwear社が提供している2種類のヘルメット用クリップが、自社ヘルメットになかなか合わない。どうしたら良いだろうか」との相談を多くいただくようになり、ツールの提供と運用定着を支援するプロフェッショナルサービス「SaaS+Service」の考えのもと、お客様が遠隔作業支援ソリューションを運用しやすい環境づくりを目指して開発いたしました。
ブイキューブは、今後もお客様のコミュニケーションDX実現に向けて、様々な映像コミュニケーションサービスを提供してまいります。
今回、提供するヘルメット装着具の詳細については、こちらをご覧ください。
https://jp.vcube.com/service/realwear
なお、既に、当社の遠隔作業支援ソリューションで米Realwear社のスマートグラスを当社からご購入済のお客様についても、本装着具を無償提供いたしますので、ご希望のお客様は営業担当にご連絡ください。
また、本ヘルメット装着具は、横浜にて開催される第25回「震災対策技術展」にて展示予定です。
https://www.shinsaiexpo.com/yokohama/
【「V-CUBE コラボレーション」について https://jp.vcube.com/service/collaboration】
「V-CUBE コラボレーション」は、遠隔グループワークのデジタルエクスチェンジとコストダウンを徹底的に追求したシステムです。狭帯域の海外にも高音質でコミュニケーションできるほか、CADデータの動きをリアルタイムに共有したり、設計・製造現場での現物を比較しながらデザインレビューをしたりと、業務のクリエイティブな活性化を実現します。また、緊急時に現場の状況を素早く把握したり、必要な情報を書き込みながら素早く対策を伝えたりすることができるため、緊急対策・危機管理といったシーンでの利用にも適しています。建設業向け遠隔現場監督・作業支援システムとして国土交通省新技術情報提供サイト「NETIS」に登録されています。
【米リアルウェア社のスマートグラスについて】
米リアルウェア社が提供するスマートグラス「HMT-1」は単眼スマートグラスで、ヘルメットや安全帽に装着することも保護眼鏡や矯正眼鏡との併用にも対応しています。また、国内防爆認証TIIS Zone-1に対応した「HMT-1Z1」も提供されています。操作は1つのボタンと音声認識で行います。マイクはノイズキャンセリング機能付きで、スピーカーとカメラなどを装備しています。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.realwear.jp
【ブイキューブとは https://jp.vcube.com/】
ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等の解消に取り組んでいます。ビジュアルコミュニケーションによって、人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮め、少子高齢化社会、長時間労働、教育や医療格差などの社会課題を解決し、すべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。
【報道関係のお問い合わせ先】
株式会社ブイキューブ 社長室 広報担当
TEL : 03-5475-7250 FAX : 03-6866-5601 E-mail : release@pj.vcube.co.jp