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株式会社中筋組 様

監督官の現場視察回数は約5分の1に大幅低減
緊急の確認事項への迅速な対応に期待も

株式会社中筋組 様

島根県出雲市に本社を置く総合建設会社。土木、建築、港湾工事などを中心に幅広く事業を展開しており、地域の公共施設や商業施設の建設をはじめ、「中筋グループ」全体では石油や食品の販売、ITソリューションなども手掛けている。

■創立 1935年

現場視察の対応にかかっていた時間とコストを大幅減少 遠隔現場支援システムで相互に情報共有

中国地方を中心に、土木・トンネル工事などの実績を豊富に持つ中筋組。国や自治体が発注元の工事も数多く手掛けている。そうした工事現場の多くは山間部など都市圏から離れた場所にあるため、現場視察・検査に対応する監督官にとって移動の負担が大きかった。また、作業中のトラブル発生の際、指示を仰ぐために監督官の視察まで業務が中断されることも課題となっていた。施工者である国土交通省の指示を受けて、同社は新技術情報提供システム「NETIS」に登録されている「V-CUBE コラボレーション」を導入。発注側・受注側双方の負担を大幅に軽減した。

工事現場における課題

監督官の視察には膨大な移動時間

現場まで数時間かかることも珍しくなく、視察・検査のたびに移動時間や交通費のコストがかかっていた。

情報共有のための工数が多い

現場で撮影した画像データをメールに添付し送付、返信を待って現場へ伝える、という作業が現場の負担に。

現場のトラブルのたびに想定外のコスト発生

予期せぬトラブルで監督官の指示を仰ぐ必要があれば、監督官の現場到着まで作業を進められず待機することも。

「V-CUBE コラボレーション」でこう解決!

解決1

現場視察が5分の1まで減少し、 現場への移動コストが激減

現場の視察は半年間の工期で100回程度必要だったが、「V-CUBE コラボレーション」導入で約20回にまで減少。移動の時間とコストが激減した。

週に2〜3回必要だった目視による監督官の確認が減少したことで、視察の対応に割かれていた現場の人的リソースも最大限に活用できるように。

解決2

リアルタイムな情報共有で工数を削減

対応デバイスが豊富なため、工事現場、現場事務所、監督といった複数の拠点でリアルタイムに映像を確認できる。

現場からはスマートフォンで映像を送信し、監督官は拠点を離れずにPCで状況をリアルタイムに把握。タイムラグのない迅速な指示が出せるようになった。

解決3

高精細な動画の共有でリアルタイムに適確な指示が可能

高速で高精細な動画を双方向に通信可能なので、インタラクティブなコミュニケーションにより、現場の課題に対して、監督官は距離感を感じることなく、即座に適確な指示を出せる。

想定外の突発事項があり監督官の指示を仰ぎたい状況になった際に、監督官の移動を待つことによる業務停滞解消の期待も寄せられている。

「V-CUBE コラボレーション」選定のポイントは?

工事全体の効率化が図れるか?

監督官の移動にかかる時間などが解消され、業界の課題である業務効率化が図れること。

  • スマートフォンなど様々なデバイスに対応しているため、現場からの状況をリアルタイムに映像、音声で共有
  • 監督官は移動せずに現場の状況を確認可能に

監督官だけでなく、 現場の負担軽減につながるか?

発注元だけでなく、現場の負担軽減につながる要素があること。

  • 国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」登録製品による入札時の加点
  • 突発事項に対する指示待ちの時間解消の期待も

お客様の声

監督官の視察回数が大幅減となり、工事全体の効率化を実現

interview

株式会社中筋組 工事統括本部 土木部 技士長 重富 泰治 氏

中国地方を中心に高速道路やバイパスなどの建設工事、トンネルや山の斜面の法面工事などを多く施工しているのですが、基本的にそうした工事は、人里離れた山間部などが現場になります。

工期の間には、発注元である国土交通省や自治体の監督官が現場を視察したり検査したりする必要があります。監督官には、そのたびに山奥まで数時間かけて移動してもらっていましたが、それは大きな負担になっていたようです。

今回、国土交通省からの指示で工事に「V-CUBE コラボレーション」を導入したのですが、監督官が現場を訪れる回数は5分の1程度まで減少しました。移動コストが大幅に減ったと思いますし、監督官だけでなく、現場も視察・検査への対応にそれまで割いていた人的リソースを工事のほうに注げるようになったことは、非常にありがたいです。

高精細な動画のリアルタイム共有が適確な指示につながる

interview

いま現場では、監督官のPCと現場事務所のPC、現場のiPhoneをつないで情報を共有しています。現場からiPhoneで動画を撮影し、それを監督官が確認して指示を出し、現場ですぐに作業を進めるという形です。

現在の現場では実際には発生していませんが、仮に突発的なトラブルが発生したときには監督官に何らかの指示を仰ぐケースも考えられます。その場合、監督官の現場到着まで、作業がすべて中断することになりますが、指示を遠隔でリアルタイムに仰ぐことができれば、スムーズに作業を再開できます。その結果、工期を守ることや工程全体のスピードアップにもつながるのではないかという期待もあります。

造るものは巨大ですが、確認する対象はコンクリートの微細なヒビなど非常に小さい場合もあるので、高精細な動画を共有できる点も評価できます。従来はメールに写真を添付してコミュニケーションしていましたが、「V-CUBE コラボレーション」はリアルタイムに大容量の情報を送れるので、常に適確な指示を仰ぐことができます。

株式会社中筋組様における「V-CUBE コラボレーション」の活用法

島根県出雲市を拠点に地域の公共施設や商業施設の建設をはじめ、土木、トンネル、港湾などの工事を手掛ける中筋組では、国土交通省新技術情報提供システム 「NETIS」の登録製品である「V-CUBE コラボレーション」を導入。現場と現場事務所、監督官の3者をつないだインタラクティブなコミュニケーションが可能になった。

インタラクティブなコミュニケーションを可能に

V-CUBE コラボレーション

現場 ――― スマートフォンから情報を報告

コンクリートの微細な傷なども見逃さないようにするため、現場のスマートフォンからは高精細な映像・画像を送信。リアルタイムに指示を仰ぐことができるので、作業の中断や手戻りの抑制など業務の効率化につながっている。

監督官 ――― 監督官はオフィスからPCで接続

映像・画像が高精細なため、詳細な部分をスムーズに確認でき即時に状況を認識。進捗やトラブルなどの報告を受けた際にも適確な指示をリアルタイムに出すことが可能に。

現場事務所 ――― 現場監督者が情報を確認・共有

対応可能なデバイスが豊富な「V-CUBE コラボレーション」。作業拠点となる管理事務所ではノートPCなどで「V-CUBE コラボレーション」に接続し、必要に応じて現場、監督官との3者での意思疎通が可能に。

「NETIS」に一早く登録されたWeb会議「V-CUBE コラボレーション」

スマートフォン以外にも、スマートグラスなどの多彩な端末に対応

NETIS

「V-CUBE コラボレーション」は、「現場監督、職人、コンサル、発注者、現場などの複数の拠点で、現場状況を共有できること」「映像、画像および図面等の電子データをリアルタイムに共有でき、書込み指示ができること」などが評価され、2018年10月にWeb会議としては初めて「NETIS」に登録された。

※国土交通省による新技術情報提供システム「NETIS」(New Technology Information System)は、建設現場などで役立つ新技術をデータベース化したもの。

スマートフォン以外にも、スマートグラスなどの多彩な端末に対応

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社名
株式会社中筋組 様
URL
https://www.nakasuji.co.jp/
住所
島根県出雲市姫原町262番地

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