インタビュー
セントラル短資FX株式会社 執行役員 市場営業本部長 永倉弘昭氏に、V-CUBE セミナー導入の背景、利用状況、お客様の声、そして今後の展望について詳しくお伺いしました。
導入背景
セントラル短資FX株式会社 執行役員 市場営業本部長 永倉弘昭氏
経験者と初心者の混在する外国為替取引では、取引を仲介する業者に対する要求も多岐にわたる。外国為替取引のはじめ方、売買のタイミングについての情報、そしてオンライントレードシステムの操作方法と、実に様々だ。
そんな中、セントラル短資FX株式会社では、ユーザーからの質問とその回答をウェブサイト上に掲載することや、東京本社や大阪などでセミナーを行うことでユーザー満足度の向上に努めてきた。しかし、それだけでは地方のユーザーをカバーしきれないという課題が浮上。そこで、インターネットを利用したリアルタイムセミナーの実施を検討しはじめた。
利用状況
現在、毎週1回Webinar(ウェビナ―)を開催している。「nice to meet you セミナー」では、講師のPCで閲覧しているウェブサイトを、実況中継のようにセミナー参加者に配信することができる。セントラル短資FX株式会社では、この機能をいかしてリアルタイムに変動するチャートを配信しつつ講義を進めており、受講者は講師の意見を参考にしながら、その場で外国為替取引を行なう事も可能となっている。
導入効果
会場で行うセミナーに加え、Webinar(ウェビナ―)を行うことで、距離や時間の問題で実際のセミナーには参加し難かった地方のユーザーの満足度向上に繋がっている。
また、セミナー開催中はテキストチャットスペースを開放し、参加者からの質問を常に受け付けている。参加者の質問や意見にこたえながらセミナーを進められるので、臨場感が増すとともに、受講者が講師に対して親近感をもつことにより、セミナーへの参加が定着している。
お客様の声
「会場セミナーではないということで、参加者に不安やためらいが生じ、途中退室者が多くなるのではないかとの懸念もありました。ですが、Webinar(ウェビナ―)開催中の退室者は非常に少なく、実際のセミナーと同様に、参加者には開催から終了まで一貫してセミナーを聞いていただけているということがわかり、満足しています。」
さらに、Webinar(ウェビナ―)に参加者したユーザーからは、「有意義な時間が過ごせた」との声があがっていると永倉氏。
今後の展望
現在は、セントラル短資FX株式会社本社やセミナー配信スタジオに講師を招いてセミナー配信を行っているが、今後は講師のオフィスや講師がセミナー開催時間にいる場所から配信できるようにして、セミナーをもっと気軽に行えるようにしたい。
また、動画配信機能を利用し、外国為替取引の入門講座やオンライントレードシステムの使用方法を、オンデマンドコンテンツとしてホームページに掲載することも検討している。
※本事例は2006年11月に取材した内容を基に作成・掲載しております。